織絵屋のブログ
03/31: そのきもの、眠らせるには惜しい絹です
織絵屋の松山です。今回は染め替えについて述べます!
絹のきものは、他の素材と違って染めやすいという特性があり、染め替えもスムーズに出来ます。
染め替えと言っても、様々な方法があります。
色無地を染め替える方法は、きものを洗い張り(解いて、端縫いして水で洗う)してから脱色して、別な色に染めます。好きな色に染められる利点があります。
脱色しないで、別な色に染める方法もあります。重ね染と言いますが、今の色の上から別な色を重ねるように染める方法です。深みのある色になる利点があります。ただ、今より薄い色には染まりません。
訪問着や付け下げ、小紋などは、元柄を活かす染め替えになります。
今の地色と違う色を全体に重ねて染める方法があります。地色だけでなく、柄も色が変わるので、シックな感じになります。
元柄をそのまま残して、地色だけを重ね染めすることも出来ます。柄の周りまで暈かすように染める方法と柄を糊で伏せてから染める方法があります。

ビフォアー

アフター
紬やお召の織のきものも全体に色を掛けて、シックにしたり、シミを目立たなくすることが出来ます。
絹のきものは、眠らせておくにはもったいないです。新しいきものに生まれ変わるのです。