松山です。30年以上前、石川英輔という作家の大江戸神仙伝シリーズ本に出合い、江戸時代が好きになりました。

 

 氏は著書「大江戸しあわせ指南」の中で、着物は直線裁ちで無駄がなく、また再利用が簡単にできる非常にエコな衣だったと説いています。

 

 私は普段は木綿や麻、テンションを上げたいイベントなどの時は絹の着物を着ています。

 

 天然繊維の木綿や麻は水で洗えるので、体にも環境にも負荷をかけません。6、7年着て、汚れや変色が気になれば、裏返しに仕立て直し。着なくなったら作務衣にリメイクして作業着にして着ています。

 

 絹の着物は、汚れが気になったら、少し濃い目の色を掛ければ別な色の着物に生まれ変わります。また、数年着て裾が切れたら、洗い張りに出し、仕立て直ししています。何度か裾切れすると丈が足りなくなるので、同じように丈の足りなくなった着物と二枚を組み合わせパッチワークの着物や羽織、陣羽織に仕立て直しています。

 

 余った端切れなどは、洋服やバッグ、また、ランチョンマット、コースターなどにリメイク。

 

 最後は絹の雑巾に。刺し子などで補強し、雑巾として使ってみると、驚くほど汚れが良く落ちます。

 

 あなたも着物でSDGsに参加しませんか?。