織絵屋のブログ

おきもののことお気軽にご相談ください。初めての方でも、わかりやすくご案内させて頂きます。

織絵屋の松山です。東北では、なじみが薄いと思いますが、子どもの情操教育にもなるので、ぜひ、やって欲しいお祝いが十三参りです。

 

本来は、数えの13歳の4月13日に、虚空蔵菩薩に「大人の知恵」を授かるためにお参りするお祝いです。

 

女の子が初めて本裁ちのきもの(大人用の着物)を着せてもらうお祝いでもあります。

 

体は大人になりつつあるけど、心はまだ子供という不安定な時期に、神仏に「どうか、私に大人の知恵を授けて下さい!」と願掛けすることによって、本人に大人の自覚を促す行事です。

 

大切なことは、13参りのお祝いの席で、「このお祝いは、あなたが大人の仲間入りの準備をしますと宣言するお祝いなのよ。お父さんもお母さんも、これからは、あなたのことを大人として接していくので、あなたも大人の自覚をするように努力してね。」と話してあげることです。

 

13参りの着物ののことでお悩みの方は、気軽にお問い合わせは、またはご来店下さい。

絵屋の松山です。前回、「お宮参り・のしめ(祝い着)」にいわれは、氏神様に「私たちの大切なこの児の命が延びますようにお守りください。」とお願いすることだと述べました。

 

乳幼児の死亡率が高かった時代には、両親や家族にとって切なる願いでした。

 

そして、ほっと一安心する目安は、女の児が3歳、男の児が5歳でした。また、昔は「7つになる前は神の子」と言われ、、7歳を持って村落共同体から初めて社会的人格が認められました。

 

「お陰さまでここまで無事に育ちました。ありがとうございます!」と、お礼にお参りするのが七五三の意味なのです。

 

本来は、数えの3歳、5歳、7歳の年の11月15日に行うものですが、数えでも満でも構いません。一番大切なことは、子どもに「幼くしてなくなる児も少なくないのよ。お父さんもお母さんも、あなたが無事に育ってくれて、本当にうれしかった!」と、七五三参りの写真を見せながら話して聞かせることです。

 

七五三参りの晴れ着のことでお悩みの方は、気軽にお問い合わせは、またはご来店下さい。

織絵屋の松山です。赤ちゃんが産まれて、一ヵ月後くらいに初宮参りに行きます。

 

 

その時、赤ちゃんにかける祝い着を「のしめ」言います。

 

乳幼児の死亡率が高かった昔、氏神様に「この児は私たちのかけがえのない一番大切な家族です。どうか、この児の命が延びますようにお守りください!」との切なる親心を「のしめ(祝い着)」に込めたのです。

 

そして、女の児は3歳の時に、その祝い着に被布を付け、男の児は5歳の時に、袴を付けて、氏神様にこれまで無事に育った御礼とこれからの健やかな成長を祈願するのです。

 

これが七五三のお祝いの意味です。子供に反抗期が訪れたら、写真を見せながら七五三の意味を聞かせて上げて下さい。

きっと、素直に育ってくれることでしょう。

 

お宮参りの祝い着でお悩みの方は、気軽にお問い合わせ、またはご来店下さい。

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