織絵屋のブログ
01/06: 「十三参り」の意味
織絵屋の松山です。東北では、なじみが薄いと思いますが、子どもの情操教育にもなるので、ぜひ、やって欲しいお祝いが十三参りです。
本来は、数えの13歳の4月13日に、虚空蔵菩薩に「大人の知恵」を授かるためにお参りするお祝いです。
女の子が初めて本裁ちのきもの(大人用の着物)を着せてもらうお祝いでもあります。
体は大人になりつつあるけど、心はまだ子供という不安定な時期に、神仏に「どうか、私に大人の知恵を授けて下さい!」と願掛けすることによって、本人に大人の自覚を促す行事です。
大切なことは、13参りのお祝いの席で、「このお祝いは、あなたが大人の仲間入りの準備をしますと宣言するお祝いなのよ。お父さんもお母さんも、これからは、あなたのことを大人として接していくので、あなたも大人の自覚をするように努力してね。」と話してあげることです。
13参りの着物ののことでお悩みの方は、気軽にお問い合わせは、またはご来店下さい。