織絵屋の松山です。今回、新潟県十日町の特別な泥染について述べます。

 

草木友禅の田村哲彦の片腕として、20年以上も支え、工房の柏田屋が破綻後、染職人たちの生活を守るためにすべてを引き継いだ滝沢進氏。

 

滝沢氏は、琥珀染、ゆきつばき染の草木友禅を生み出した人物です。

草木友禅に使われる染料は40色以上になるそうです。

 

氏がフォーマルだけでなく、カジュアルに着られるきものをお客様から要望され、生み出したのが「趣泥染(しゅでぃぞめ)」のきものである。

 

十日町市の各地の土を使い、大地の色を絹布移す新しい染を模索しました。

 

行きついたのが、十日町でしか出せない、化学染料でも出せない趣のある色でした。

 

日本一美味しい米と称されるコシヒカリを生み出す田んぼの泥、縄文土器の国宝「火焔土器」を生み出した土地の土、そして鉄分豊富な温泉の泥の三つを組み合わせた泥で染め上がる、十日町の大地の色を移したきものです。

17日~19日に開催する弊社の「45歳の誕生祭」に滝沢氏が来場し、お披露目します。